雨ニモ負ケズ


7月4日から関わってきたVPの撮影が今日無事に終わりました。

一つの撮影が終わるたびに思うのですが、本当に映像って奥が深い。


現時点での自分の限界を毎回知ることが出来る。

すると限界の外側にあるものが見えてくる。

次の現場では外側にあるものを自分の限界の境界線の内側に取り入れる。

そしてまた限界の外側にあるものを知って・・・。

そんな繰り返しをしていき、全部自分のものにしたい。

全部全部自分のものにしたい。

全部全部自分の中に取り込んで、取り込めるだけ取り込んで、
取り込んだあげくにブン投げて、全部全部ブン投げて、
限界の中心にある自分の色だけを「これでもかっ!」というくらい吐き出したい。

吐き出して吐き出して、自分っていうのがカラッカラに枯れちゃうくらい吐き出したい。

「もう動けませんよ」ってまで枯れ果てたら、「これしか持っていないんですが」とその時点で持てる自分のありのままを提示したい。

そんなありのままの自分が撮影した映像で感動を与えられるカメラマンに、私はなりたい。

by daido