ショートムービー
先日、10分の短編ドラマを撮影してきました。

脚本を頂いた時点で、一番の懸念だったのは薄暗い室内という設定のシーン。
真っ暗とト書きには書いてあるのですが、部屋の様子や小道具、演者さんの芝居はきちんと映らなければなりません。
通常であれば普通に照明を複数灯ライティングし、レンズを絞って薄暗く撮影するのでしょうが、今回は高感度にめっぽう強い5Dがあったので、実験的なライティングで臨んでみました。
使った照明は、30W程度の電球1つにロウソク6本。(笑)
まず電球に各種フィルターを取り付けた後、シャをかけて光量をかなり落とした地明かりを作り、ロウソクをキーやタッチの代わりとしました。
また、ロウソク6本のうち2本は小道具としても映りこませています。
出来上がった映像がこちら
まるでスタンリー・キューブリック監督のバリー・リンドンのよう!
実際の現場の見た目は、これよりもはるかに暗く、スタッフはもちろん、役者さんまでも5Dmark2の暗所性能に驚いていましたよ
by daido