電子化


毎度のことながら久しぶりの更新になってすいません。
もう世の中はすっかり夏ですね。
こんなときはやっぱりスタジオ撮影です。

ちゃんとした白ホリほどじゃありませんが、うちでも人物撮影ができるぐらいのスペースがあるので、梅雨の時期はほとんど事務所で撮影をしていました。

何の撮影をしていたかというと、


iPhoneなんです。
iPadの発売とともに増えてきたのがiPhoneアプリ用の撮影。
まだテスト的なものも多いですが、今確実に増えているのが電子書籍の撮影です。

僕がIT関係出身ということもあってうちの事務所はかねてからwebやモバイルの仕事が多かったのですが、今度はiPhoneです。
まだまだこれからの分野なので事務所スタジオでこじんまりとの撮影ですが、モデルさんたちと「最先端だね〜」なんて話ながら撮影していました(笑)

でもあと5年もしたら雑誌はiPadみたいなタブレット端末で読むのが当たり前になるかもしれません。もちろん紙の雑誌も残ると思いますが、紙である必然性のない媒体は電子化されるか、もしくは淘汰されてしまうのではないでしょうか?
そのときにカメラマンはどうあるべきか…最近そんなことをよく考えます。

まあiPadに関してはまた改めていろいろと書いていきたいと思いますが、この技術革新で何かを発信するということのハードルは確実に下がると思います。そんな中でプロとして何をやっていくべきなのか。カメラマンとして何ができるのかを考えていく夏になりそうです。

ちなみに上の写真はすべてiPhone4で撮ってみました。どうでしょう?コンパクトデジカメは要らないかな…って感じもしますね。

by ikko